2021冬アニメ
ガチで一つも見てないから一つも感想言えない。
以上(え?)。
2020秋アニメ序盤・中盤
秋アニメ序盤・中盤の感想。適当書いてるんで詰めないでください。2クールは抜いてます。
『魔王城でおやすみ』
C
作業用BGMに最適でいつも助かってる。スヤリス姫絶対風呂入ってないよな?
『安達としまむら』
保留
入間人間原作だから丁寧に見て評価したい。キトアカ可愛いよ…♡
『レヱル・ロマネスク』
B
これ消費者の要望と製作内容が合致できた世界線の艦これ? ご当地日常アニメの極地って感じで結構好き。
EDがめっちゃ良い。櫻川めぐの方気に入ったならぜひ『IxSHE Tell』主題歌「オープニングセレモニー」も聴いて欲しい。そもそもHOOKSOFTの作品は~(マケドニアアイコン)
『まえせつ!』
D
参りました(投了)。面白さは置いておいて、大勢の前でドン滑りするシーンで胸がきゅ~ってなる。
『おちこぼれフルーツタルト』
A
正直ハナヤマタより好きかもしれない(エロガキ)
『ひぐらしのなく頃に 業』
A+
リメイクだと思ったら完全新作で横転した。マジで面白い。堂々の今期1位。
歌唱力はあるんだから亜咲花を誰か救ってやれよ。
『無能なナナ』
C
一話でオチた。そもそもるーすぼーい作品の魅力は、彼は不得手としながらも毎回盛り込んでくれる叙述トリックにあって~(詠唱開始)
『トニカクカワイイ』
C
キトアカ可愛いよ…♡
B
実はちゃんとラブライブ!シリーズ見たの初めて。キトアカモクで最後まで見ます(くっさぁ♡)
『大人にゃ恋の仕方がわからねぇ!』
B
石鹸枠。これセックスRTA? 爆速でセックスするからギャグかと思ってしまう。話は悪くないと思います。
『体操ザムライ』
B
娘さんをください。かくしごとに見せかけてるけどいつか岡崎朋也みたいに娘ぶん殴りそうで怖い 。登場人物も舞台も完全に池袋ウェストパーク。むしろアニメIWGPより面白い(炎)
『いわかける!』
B
個々のヒロインを愛せる/愛せないのカテゴリに分類する作業が必要なアニメ。ちなみに登場キャラ全員風呂入ってない。
『土下座で頼んでみた』
C
なんですか、これ(滝先生)
『One Room』
A+
奈月が良い子に育ってくれて父さん嬉しい。
『魔女の旅々』
保留
自信家の主人公がエグい露出オナニーにハマる話(記憶改ざん)(Charlotte12話)
話は可もなく不可もなく。キャラ性はそこまでハマらなかった。あとイレイナ絶対風呂入ってないよな?
『100万の命の上に俺は立っている』
保留
1話のいらすとやで萎えて続き見てない(終) 話は面白いらしいから頑張る(トホホ…)
『NOBLESSE』
A
日本の過去の名作漫画を上手く切り貼りしたって感じの、古臭さ全開アニメ。シュールギャグが面白くて漫才みたいになってる。話も結構アツいし好き。
『エタニティ ~深夜の濡恋ちゃんねる~』
B
顔長くね? 顔が長すぎるだろ。内容は俺指超えた(どんぐりの背比べ)
『IWGP 池袋ウェストゲートパーク』
B
原作とドラマ版の方が数倍面白いけどこれはこれで好き。何がやりたいのか分からないって指摘は理解るけどまあ原作もフリーターがプラプラする作品だから…
『くまクマ熊ベアー』
内容C キャラA
主人公の性格が悪い防振り。話の内容は出涸らしだけど正直俺はメイプルよりユナのほうが好き。ユナは可愛い。性格悪い女じゃないと抜けねェ!(こだわり強めのルフィ)
『キミと僕の最後の戦場、あるいは世界が始まる聖戦』
B
こういうラノベアニメの主人公に安易に小林裕介使うのやめね? 22歳のデカパイぶりっ子ババアが好きすぎる。
あと戦闘シーンが気合入ってる。1話は王の財宝とロー・アイアスのパクリだけど。話は興味ないです(正直者)
『呪術廻戦』
A+
ジャンプで連載できた『喰霊-零-』。バチクソおもろい。仙台の高専って名取高専だろこれ。
『神様になった日』
「やっぱり世間様の評価は厳しいですよね笑 なんたってあのCharlotteの後ですから笑」
そう笑いながらも悲しげな瞳を覗かせるのは、田前 鋤男(だーまえ すきお)さん。御年63歳だ。
彼が40年に渡り信者を続けてきた宗教法人Keyが近年、その栄華に陰りを落としていることは語るまでもないだろう。特に、『Angel Beats!』からの迷走ぶりは私たちの記憶にも新しい。要らぬ野球回に企画者本人が「インパクトのため」と明言してしまったバンド回。果ては中華マフィアまで、おおよそAIRやCLANNADを作り上げてきた実力派とは思えない話の散らかり様を見せている。
「でも僕たちは昔気質の人間だから。最近のアニメにはついていけない。特になろう系?なんていうものはよく分からなくって。」
そう答えながら、『神様になった日』4話のハチャメチャ麻雀を見る彼の表情は、やはりどこか寂しげに感じる。
アニメの流行が変容し、泣きアニメや考察系の需要が低下している昨今、展開の爽快感がなく、凡庸な主人公と能力者の少女という古臭さの残る構図は完全なる逆風だ。
「麻枝さんには、ぜひとも頑張ってほしい。掴みは良かったと思うけど、正直世界が終わるという予兆は全くと言っていいほど見えていない。CLANNADのような二期体制ならまだしも、ワンクールでこれはかなりスロースタートのように思える」
彼が人生を賭して応援し、信仰した”泣きの原点”と”ボーイ・ミーツ・ガールの到達点”は、果たして本当に再びまみえることができるのだろうか。今後の展開に、目が離せない。
シグルリ・アサリリ姉妹はいつか見る。漏れてるのもdアにあれば多分1話は見ます。
きゃべつそふと『さくらの雲*スカアレットの恋』感想 ※ネタバレなし
お久しぶりです。今回は2020年9月25日発売のきゃべつそふと最新作『さくらの雲*スカアレットの恋』の(なるべく)ネタバレなし感想を綴っていきたいと思います。
目次
共通ルート感想
まず、本作は大正ロマンを主軸とした、タイムスリップ・ミステリーです。前作『アメイジング・グレイス(以下アメグレ)』のほとんど同スタッフが開発チームとなり、その系譜を継ぎながら、主人公が元の時代に戻るために努力するという一本道のストーリーになっています。
タイムスリップした先で主人公「風見 司(かざみ つかさ)」は自らを「大正のシャーロック・ホームズ」と名乗る金髪碧眼のイギリス人女性に出会い、彼女が経営する「チェリイ探偵事務所」に居候しながら、様々な事件を解決し、ヒロインたちとの絆を深めていくことになります。
まず初めに一番アメグレと比較して思ったところは、司くんがクッソ有能です。アメグレの主人公シュウくんが無能だったと言いたいわけではないのですが、わりと直情型で突っ走るタイプだった彼と比べると司くんは終始落ち着いていて、物事を俯瞰しながら冷静に判断するのでミステリーとして単純に読みやすく、読者がその後の展開やトリックを予想する足掛かりを作ってくれていたと思います。とはいえ冷血漢ということもなく、しっかりと盛り上げる場面では熱くなってくれるので燃え上がることができました。また彼の未来人としても幅広い知識が鼻につくことはなく、嫌味のない頭のいい人物だったのも評価点です。
アメグレのときもそうだったのですが、明らかに怪しい文章に加えて何気ない日常のシーンにもがっつり伏線を張ってくるので、一字一句を目を皿のようにして読みました。何がミスリードになっているのかわからず手探りで読んでいく感触は癖になると思います。絶対今回は叙述トリックに騙されんぞって気でいたのですが、見事に騙されました。後で読み返すと答え合わせのようで、二周目の面白さもある傑作だと思います。
加えて目標が明確なのもよかったです。アララギという不思議な雰囲気をまとった観測者の少女に、何をし、何を正さなければ帰れないのかをしっかりと提示されるので、物語の方向性が見失われることなく進んで行ったのは置いてきぼりに成らずに済みました。
ただ名作あるあるというか、アメグレでもそうだったのですが、序盤は正直退屈です。コテコテの展開にセリフ、一つ一つの章にあまり繋がりがないので寸劇のように感じてしまうのはありました。
アメグレが「事件→事件→事件→大どんでん返し→解決」だったのに対し、さくレットが「事件→解決→事件→解決→どんでん返し→解決」の構図なのが所以だと思いました。正直これは好みの問題ですが。批評空間のどなたかのレビューにあった、単話完結の12話構成アニメを見せられてるって感想は合点がいくものがあると思います。
あと加藤大尉がもろ『帝都物語』のパロディで笑いました。名前も容姿も設定もセリフも同じだしこれ大丈夫なん?と思った。
個別ルート感想
ここからは個別ルートの感想です。ネタバレは極力回避していますが、やはりどうしても触れなければならない要素もあるので、気になる方は読み飛ばしてください。
1.遠子ルート
不知出遠子嬢です。正直一番お話としては感動も爽快感も薄く、味気なかった。前作のキリエルートみたいな感じです。まあ他が素晴らしすぎるだけで良ゲーの部類ですが。
その小さな肩には重すぎる悩みと問題を抱えている彼女ですが、わりとさっくり解決されます。もう少々丁寧に描いて欲しかったなという感想が正直なところです。いかんせんどのヒロインにも負けず劣らずのいいキャラしてたばかりに、かなり残念でした。
彼女は他のルートや共通で輝く、舞台装置タイプのキャラクターだと感じました。
このモガの格好とかすねた表情とか、メチャクチャ好きだっただけに悲しい……
2.蓮ルート
水神蓮ちゃんです。名字からしていきなり多重人格になったりしたらどうしようかと思いました。あっちは水上ですけど。
彼女のルートはなんというか、等身大の大正の女性を描きながら、そんな女性が少し不思議な出来事の巻き込まれてしまうという次第で、ほのぼのとしたものでした。
もちろん物語の根幹に関わる伏線はあるのですが、アメグレが個別ルートを見なければ、言い換えればそのヒロイン固有の世界観に関する謎があったのに比べ、蓮ちゃんは正直蓮ちゃんじゃなくてもいいというか、彼女のルートでなくても知り得た可能性のある真実が散りばめられています。
では不要かと問われるとそれは断然否であり、一番さくレットの世界と大正という舞台を表現し、キャラを立たせていたのはこの娘でした。ころころと変わる表情だったり、少しませてるところだったり、ヒロインとしての魅力もさながら、最も「こうであったかもしれない」というifの中では幸せを感じられるエンドだったと思います。
メリッサルート以降出番が減ってしまう彼女ですが、上記のような属性から、シリアスな物語の清涼剤と上手くなっていて、登場するたび癒やされました。
ただHになるととんでもないことになります。いや本当に。
3.メリッサルート
メリッサです。なんか所長の次に力入ってました。彼女専用の事件イベントがあったり、人間ドラマとしてもかなり厚みがあるし。
彼女のルートでさくレットにおけるキャラクターそれぞれの立ち位置や背景、関係性などが判別するので非常に重要なキーパーソンです。彼女がいなかったら司とアララギは絶対に正しい枝を選ぶことが出来なかったですし、所長ルートの可能性も万一つなかったと思えるぐらいの内容の濃さでした。一番物語の中で正統派ミステリをやっていた気がします。ちょっとツッコミどころはありますが。
彼女のルートのオチは話の途中から大方予想がつくものの、いざ実際に読むと爽快感と鳥肌が半端なかったです。
やはりこのルートだけはどう頑張ってもネタバレ無しで感想書けないんでとにかくやって欲しいですね……
4.所長ルート
所長です。このルートのためにさくレットはあると言っても過言ではなく、これまで積み上げたあらゆる事実とそれに帰する根拠を全て使用し、集大成として完成させたルートです。
アメグレに続く固定概念トリックや叙述トリックも当然のことながら、SFや歴史ものとしても非常に完成度・難易度ともに高く、話を理解するのに何度も咀嚼が必要なルートでした。
確かに一つ一つの要素は、あらゆる作品で見かけたような初歩的な謎だったり、使い古された概念なのですが、いかんせんそれの組み込み方というか、物語の全体像を把握したときの構成の仕方が本当に上手いです。
アメグレほど長い種明かし編でもないのですが、これはこれでコンパクトにまとまっていてよかったのではないかと思います。グランドエンドとしては短めですが、それまでのルートで渡されたタスキと、所長との心理的距離の接近があったのでボリュームの物足りなさは感じませんでした。
冒頭で記したよう、どんでん返しの衝撃で言うと、いかんせん探偵ものというジャンルの性質からアメグレの方が大きいのですが、泣きゲーとしてはさくレットの方が一枚も二枚も上手でした。ED「比翼のさくら」の効果もありカタルシスが尋常ないほどあります。他作品で申し訳ないですが「キラ☆キラ」鹿之助ルート、「サクラノ詩」雫ルート、「G線上の魔王」ハルルート、「向日葵の教会と長い夏休み」雛桜ルートと同等の感動がありました。"こんな"終わり方でなく"この"終わり方だからいいと思わせるのは本当に圧巻です。
ただHシーンで所長の匂いで壊れた蛇口みたいに射精するのは笑っちゃった。
総評
総評としては、間違いなく買ってよかったと思い胸を張って他人に勧められる作品でした。プレイしたあとに「ああ、エロゲやっててよかった」という感動をここまで抱かせてくれる作品も少ないと思います。 シナリオゲーの再プレイって結構カロリー使うから忌避しがちですが、さくレットはまた1・2年後にやりたいと思える作品でした。必要カロリーを有り余る感動がありますからね。
劇伴に関しても物語の雰囲気や色と非常にマッチしていました。特に「Nostalgia」「ゑだわたり」とかずっと聴いてます。レイトンシリーズの謎解き曲っぽくて好きです。あと先ほど述べた通りED曲「比翼のさくら」が本当にいいです。歌詞はネタバレ上等ですけど(グランドエンド曲なので当たり前ですが)、二人の最後を飾るのに相応しい曲と言えるでしょう。
また、やはりアメグレとの比較の話となると、自分は「ミステリのアメグレ、泣きゲーのさくレット」だと思いました。さくレットはミステリーと謳ってはいますが謎解きの重層感といいますか、点と点がつながっていく過程はアメグレの方が丁寧で大きかったと思います。ただ自分がアメグレで納得のいかなかった、「タイムリープ(ループ)」に対する明確な答えを提示してくれているのはかなり評価点でした。
とはいえアメグレ対さくレットという構図に関しては、自分と正反対の感想を述べている人も見かけるので、そこは個人差として受け取っていただければ。
自分の文章力でネタバレなしだと表層ばかりなぞっているような感想になってしまい恐縮ですが、興味がありましたらぜひぜひやってみてください。またその魅力が一部でも伝えられていたら幸いです。
今作できゃべつそふと、引いては冬茜トムさんの新作はこれからも買っていこうと思います。手始めに未プレイの『もののあはれは彩の頃。』はやってみたいですね。
末筆になりますが『さくらの雲*スカアレットの恋』は、確実に令和を代表する作品になると思います! 文字通りね。
FANZAサマーセールと最近やったもの
最近アニメサボって裏でシコシコと美少女ゲームやってました。
というのも、最近FANZA(旧DMM)がかなりお得なセールをやっていて、それで爆買いしたゲームや懐かしいゲームをプレイしたらそのまま手が止まらなくなり……という感じです。
加えてこのサマーセールが8月24日までなので、ならせっかくだしオススメ用にブログとしてしたためようと思った次第になります。
https://dlsoft.dmm.co.jp/feature/half/ch_navi=none/
(※リンク先R-18)
ではネタバレ避けた紹介や感想書いていきたいと思います。
『向日葵の教会と長い夏休み』
フォロワーに勧めたらやってくれたんで自分も再プレイしました。
雰囲気×日常×SF(少し不思議)×伝奇で、田舎町での女の子とのイチャラブを楽しめながらも話が面白い泣きゲーです。
共通ルートにキツい箇所があったり主人公が無鉄砲なところもありますが、詠ルートと何と言っても雛桜ルートが本当に素晴らしい出来なのでやって欲しいです。
金剛石ルートはマジでどうにかならなかったのかよ。
『H2O footprints in the sand & √after and another』
これも勧めたらやってくれたんで再プレイしました。勧めたくせにほとんど全部話忘れてました(え?)。
陰湿な田舎での差別の話とそれを様々な形で乗り越えた後(after)の話です。
ルートごとによる設定の矛盾がかなり気になったり、キャラごとの当たり外れも大きいですが話はちゃんと面白いです。ただ文章やギャグは古典みたいなコテコテ萌えゲーなんで人によっては合わないかもしれません。
サクラノ詩プロトタイプが盛り込まれてるので、プレイ済みの人は感慨深くなるシーンも多いためオススメです。
俺が一番好きなヒロイン。ちなみにこいつはエロシーンはあるけど攻略できないです。
『ATRI -My Dear Moments-』
ATRI -My Dear Moments- Opening Movie
美少女ゲームではなく一般作品です。
※FANZAにはありません。Steamでご購入ください。
『素晴らしき日々』や『サクラノ詩』を手掛けた枕(ケロQ)と『グリザイアシリーズ』や『ISLAND』『ジブリールシリーズ』を手掛けたFrontWingがタッグを組みアニプレックスが販売したかなりの意欲作です。
ライターを務めたのは上にある『ひまなつ』の雛桜ルートや『見上げてごらん、夜空の星を』『この大空に、翼を広げて』『天色*アイルノーツ』等のメインを書き上げた紺野アスタさんという豪華さ。
しかもこれが2000円ちょっとで買えるんだからどういうことなんだよ。
少しでも気になった人は上のOP映像を見て欲しいんですが、ビビるほどグラフィックが綺麗で一つ一つのCGが異様に凝られてるんですよね。
実際にプレイすると、水の気泡一つ取ってもしっかり動くように作られていて、演出の違和感もなく作品にマッチしているから凄いの一言につきます。
ちなみにSCA自先生に何度もリテイクをかけて弱音を吐かせたらしいです。
また声優さんの配役も非常に納得のいくものでした。赤尾ひかるさんの声がアトリの快活さを十二分に表現できていてよかった。たまにかおす先生に聴こえましたが。
音楽や劇中歌も綺麗で、ゲーム本編ディスクつきのサントラが秋頃発売するので、興味がある人はそちらを買うとお得かもしれません。
内容としては衰退した世界でのヒューマノイドとの恋愛模様を描きながら、人類を救う一本道のSF作品。この表現は便利なんで陳腐になるかもしれませんが、これは正しくセカイ系だと思います。知らんけど。
不満点を挙げるとすれば、文明崩壊設定に期待すると箇所箇所でインフラは生きてたり一応行政は作用していたり、生活に困窮してる描写が薄かったりが疑問に残りました。あとこの価格帯なら仕方ないけどボリューム不足で、バッドエンドとかかなりの尻切れトンボでした。
やはり枕×FrontWingだと期待値が跳ね上がるからフルプライスでやりたかった感はあります。
とはいえここ最近で一番価格に対する満足感が高かったのでぜひやってみてください。
不可思議な常識や伝統を守る芸術都市に迷い込んだ主人公が、クリスマスになると迎える終末に向けてループを繰り返しながら運命を変えていくタイムリープ作品です。
町の設定がスマガ、テーマがサクラノ詩と同様に美学と人生の幸福についてであり既視感は否めませんが、世界観の構築や伏線の回収、謎解きの痛快さなどは今までやってきたノベルゲームの中で一番なんじゃないかってくらい鮮やかでした。ループものやってるっていうよりミステリー読んでる感覚に近かった。
若干ネタバレ入ります(読みたい人は反転してください)。
ただメインヒロインがメインヒロインじゃないです。性質上メインヒロインのグランドエンド入るにも裏ヒロインを経由しないといけないため、裏ヒロインに感情移入してしまうし泣き要素も半分持っていってしまいます。多分人気投票しても裏ヒロインが一位になりそうだし。それに加えかなりメインヒロインが不遇なのも可哀想で仕方なかったところですかね。
共通ルートではこいついるか?みたいなヒロインにも、個別やグランドエンドになるとちゃんと役割が与えられていて、一本取られたという感じで気持ちよく騙されました。
不満点としてはCGが全体的に正面からの立ち絵ばっかです。ATRIやった後だからそれがなおさら気になってしまい、ここCG欲しいな!ってところも盛り上がりに欠けました。
あとタイムリープ設定に無理があったりズルだろみたいな箇所もありますが、まあ自分がこだわり強めなせいかもしれません。
最後にプレイ時間がかなり長いのでやるときは連休とかのほうがいいと思いました。謎が暴かれていく過程で途中でやめると萎えてしまいそうなので。
ただ完成度はさすが2018年萌えゲーアワードのシナリオ金賞なだけあって非常に楽しめました。ぜひやってみてください。
もしアメグレをやってみてお気に召した方は、9月下旬にきゃべつそふとから大正ロマンを主軸に、同じタイムリープを主題にした新作が発売されるので、体験版をやってみてはいかがでしょうか。自分はおそらく購入するので、感想をリアルタイムで言い合えたら嬉しいです。
『フレラバ』
上記のようなカロリー高い泣きゲーやってたので箸休めで100年ぶりにやりました。
やっぱバカゲーはいいですね。何も考えず適当に選択肢選んで女の子と仲良くなって笑えるし。
HOOKSOFT(SMEE)とかいうバカップル書かせたら世界一のブランド。天下取りになれる。
ちなみにシナリオゲーとか興味ないよって方はこのフレラバやメイキングラバーズ 、カノジョステップ、ノラととなんかオススメです。かなり笑える上に、現在FANZAでもセールされてますし。まあ自分はメキバとノラとと積んでるんですが(え?)。
『G線上の魔王』
「え、これやってなかったん?」とフォロワーに突っ込まれましたが初見プレイです。
るーすぼーい作品は車輪の国と流し読みした無能なナナくらいしか触れていなかったので、かなり新鮮な気持ちでプレイできています。今は妹ルートの終盤です。
散々ネタバレされて"魔王"の正体も知ってしまっているんですが、それを差し引いてもかなり面白いです。叙述トリックの種明かし知っててもすいすい読み進められるのはさすが美少女ゲームアワード2008年大賞だと思います。
文章は若干の癖があります(オブラート表現)が、それでも面白さは本物なので、ぜひオススメです。
『新妻環』
このモザイク意味ある?
最後にこちらはサマーセール対象商品ではないのですが、先日見かけたら別のセールキャンペーン対象になっていたので紹介しておきます。
これは、有り体に言ってしまえば抜きゲーです。
自分はあまり抜きゲーはやらないのですが、プリコネの二次創作を描いている方が制作に携わっているということで興味がわき、またその空気感が非常に好みだったので購入しました。
エロゲのエロシーンとか普通にスキップしてた(え?)自分にとって、これはエロすぎて衝撃的でした。いかんせん古臭いエロゲばかりやっていたので、エロシーンがぬるぬる動くとかマジでビビった。かがくのちからってスゲー。
ただ抜きゲーなのでシナリオはないようなものなので、ヒロインとの関係性とエロシーンを楽しむって感じです。
低価格帯といえば、初の低価格帯で萌えゲーアワード本賞の準大賞に輝いた、最近巷で噂のきまぐれテンプテーションが気になっています。シルキーズプラス(旧elf)の作品で、驚くほど綺麗なCG、小春めうさんのOPもめっちゃいいし、Live2DなのかE-moteなのか自分は明るくないので分かりませんがヌルヌル動く立ち絵とエロシーンに加え、シルプラ特有のホラー展開と練られたシナリオでめっちゃ良さそうなんですよね。
ヒロインはポサラさんでサブに鈴谷まやさんやあじ秋刀魚さんも出てるし。多分ここに書いてるどの作品より一般ウケするのではないでしょうか。
おっぱいデッケェー(鳶)
色々紹介しましたが、もちろん他にも様々な名作美少女ゲームが現在値下がり中です。
『ゴア・スクリーミング・ショウ』『はるまで、くるる』『ギャングスタ・リパブリカ』『最果てのイマ』『アオイトリ』『アマツツミ』『未来ノスタルジア』『明日の君と出逢うために』『群青の空を越えて』『スワローテイル』『ネコっかわいがり!』『彼女たちの流儀』『赫炎のインガノック』『古色迷宮輪舞曲』『死神の接吻は別離の味』『車輪の国、向日葵の少女』『Euphoria』『フラテルニテ』『エレホン』『マゴットベイツ』『9 nineシリーズ』『暁の護衛』『人間デブリ』『Room No.9』『家族計画』『るいは智を呼ぶ』『夜巡る、ボクらの迷子教室』など……
アニメ化作品ならワガハイ、ef、ましろ色、大図書館、ヨスガノソラやプレミアゲーならCARNIVAL、媚肉の香り、同級生とかね。
ここに書いたら書ききれないような作品ばかりですので、ぜひ冷やかしでも一度このセールに目を通してみるのもよいのではないでしょうか。ちなみに自分は今回で3万以上使ってしまいました(助けて!)。
では末筆になりますが、最後まで読んでいただきありがとうございました。ぜひこの機会に興味のある美少女ゲームをプレイしてみてください!
DL版CARNIVAL一生起動しないんだけど、何で?
2020夏アニメ序盤
夏アニメ序盤(1~3話)の個人的な講評です。適当書いてます。
「ド級編隊エグゼロス」
Bランク
ラブコメチックなのは好き。タイトルで下ネタに期待してたから肩透かし食らった。お色気枠。
「うまよん」
Bランク
面白いし可愛い。ぱかチューブでペコリーヌとコラボした回だけ再生回数他ぶち抜いてんの好き。
「放課後ていぼう日誌」
Bランク
部長の足が臭いというのは事実なのでしょうか? ゆるい感じで好きなアニメ。魚捌きゲパンッパンになる。
「デカダンス」
A+ランク
よくわかんないけどデッケェ~。これ好きな人絶対ブレード・ランナーとレディ・プレイヤー好きだと思う。映画みたいなクオリティ。
「宇崎ちゃんは遊びたい!」
Cランク
参りました(投了)。
Aランク
適度に話面白いし適度に萌えられるし視聴コスト低くて大好き。
「シャドウバース」
Bランク
毎回話し忘れる。
「彼女、お借りします」
Cランク
主人公がキモい。ヒロインもキモい。これなんでアニメ化できたんですか?
「THE GOD OF HIGH SCHOOL」
A+ランク
クッソ面白い。今期一番好き。一言で表せば、オシャレでトリガーのノリの初期刃牙。最近スタンド能力が登場した。
「魔王学院の不適合者 ~略」
Aランク
ガチで毎回射精。無双に隠れがちだけど意外と話自体も面白い。でも2点(何で?)
「あひるの空」
A+ランク
安定して面白い。でもなんか原作者とかなり揉めてるらしい。
「炎炎ノ消防隊 2期」
Cランク
1期の最後の方でダレて飽きた。多分2期は自然消滅的に見なくなりそう。ところでデレデレの黒人ってどの層に向けたものなんですかね?
「ラピスリライツ」
Bランク
よくある感じのアニメでまだわかんないけど最後まで見られそう。曲も雰囲気もましゅましゅっぽさを感じる。
「異常生物見聞録」
Bランク
ビリビリ制作で笑った。悪くないっすね~(遠藤チャンネル)。100年前のラノベ原作アニメみたいでテンポよくて雑に見られる。時崎狂三オルタみたいなのが可愛い。
「GIBIATE」
Cランク
5時間くらいOP流れて爆笑しちゃった(そこ?)。もうこういう系お腹いっぱいです。多分クールが違ったら喜んで見るだろうけど、(逆)異世界転生の無双系は今期もういくつかあるんで面白くなったら一気見する。
あと富豪刑事と天晴は見てます。
リゼロとSAOは見ない!(ドン!)
今日の曲(お刺身ブログリスペクト)
Happy Opening - S♡猫
アルカディア - 千歳サラ
ユーフォリア - 鈴湯
Baby→Lady LOVE - Ray
ネコぱらは泣きアニメ。
冬に聴きたいエロゲソング集
今回は前回ほど堅苦しくないゆるい感じで、冬に関する歌詞が入っていたり冬が題材のエロゲソングを紹介していこうと思います。
前回一応配慮して無断転載は貼らなかったけど今回はバシバシ載せるんでまあリンクは自己責任で。
せっかちな人向け
ピュア×コネクト『Snow x Connect - 霜月はるか』
【SMEE ピュア×コネクト】Snow x Connect - 霜月はるか (HD)
安定の霜月はるか。こんなセンチな曲調とOPからゲームはギャグ作品。SMEEは死ぬほど笑えるし外れないからデビュー作品としてゆずよりオススメです。
WHITE ALBUM2『届かない恋 - 上原れな』
まあ流石にね。流石にこれは。ゲームはクソ長すぎてクリアしてません(え?) あとそういう題材だから仕方ないけどNTRはキツい。非エロゲーマーは霞ヶ丘詩羽のカバーの方を知ってそう。自分の作品で自分の作品カバーさせる丸戸ズルいだろ。
いきなりあなたに恋してる『冬の空の帰り道 - はな』
【字幕歌詞】 冬の空の帰り道/はな 【いきなりあなたに恋している Ikinari Anata ni Koi Shiteiru】
正直ケロ枕じゃなかったらやらなかった。ただヒロインが可愛い。逆に言えばそれだけ。ケロ枕未プレイならやっぱサクラノ詩を絶対勧めます。
サビ前の転調で一回落ちるのスゲー好き。こういう構成の曲でオススメあったらぜひ教えて下さい。
俺たちに翼はない『Jewelry tears - 美郷あき』
俺たちに翼はないR『PRECIOUS - HIMEKA』
上から18禁版 - 全年齢版 - アニメOP。お前それはズルだろって言われても俺つば信者だから許し亭許して……
ゲームは世界一面白い。自分の中ではサクラノ詩に勝るとも劣らないくらい思い入れ深く好きな作品。ライターがプリコネの仲良し部のシナリオ担当してるから、あれ好きな人はドハマリすると思います。
全年齢版の作曲は地味にみんな大好き堀江晶太。全然っぽくないけど。アニメは最悪なんで見ないでください。あとネタバレだらけだし。
わたてんハマる前はずっとこれとすば日々の話を深夜に独りでしてました。
アメイジング・グレイス『コールドボイス - 佐倉紗織』
そういえば佐倉紗織とアベニューはあんまり紹介してなかった。佐倉紗織はアニメ業界に例えるならエロゲ界の田村ゆかりとか? 電波曲歌姫だし五十嵐裕美かも。これはしっとりしてるけど電波曲がすごいのでぜひ聴いて欲しいです。音ゲーやる人なら『恋はどう?モロ◎波動OK☆方程式!!』の人とか、パチンコやる人なら『ツインエンジェル』の人って説明のほうがしっくり来るかも。
ゲームは申し訳ないことに未プレイです。逆に気になってるんですけどどうなんですかね?
Aster『夢を見る夢 - Rita』
ゲームはただただ切なく、胸が締め付けられるようなEDが多いです。この曲のピアノBGMアレンジ『星の見える夜』がめっちゃ落ち着くし好き。
ましろ色シンフォニー『シンフォニック・ラブ- 橋本みゆき』
究極のキャラゲー。以上。触れた♪ 純白のシンフォニー♪
彼女のセイイキ『冬に咲く華 - 美月琴音』
冬に咲く華 彼女のセイイキ op full Huyu ni Saku Hana
彼女のセイイキ『夜明けのベルが鳴る - 安田みずほ』
なんかセイイキシリーズ毎回紹介してる気がしますね。安定のfeng&堀江晶太。堀江は爆売れ中ですがfengは解散しました。生き返れ…生き返れ…
ゲームとしてはちょっと切ない抜きゲーなんですが、fengのロープラシリーズは結構話も面白いです。
これもいいんですが、自分はやっぱりゲームとしては妹のセイイキ、曲としては学校のセイイキが好きです。アイカツ!のオタクならユリカ様の歌唱担当の山崎もえが歌ってるんでぜひ聴いてみて欲しい。
OPのほうが人気でEDはドラムうるさいし堀江は作詞しかしてないけど、俺はEDのほうが好き。
Jumping To Days Full + Lyrics Moe Yamazaki
…………今期アニメ正直つまんなくね?(炎)
2019年アニメ10選
お久しぶりです。街の便利屋(柳昴)です。
今年ももう終りを迎えますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。僕は銀行口座が3桁です(本当にあった怖い話)。
今回は2019アニメトップ10と題しまして、今年放送・配信されたアニメを勝手にランキング形式で発表したいと思います。それに際しまして、今回は継続物(通年で2018年度から放送されているもの)や劇場公開作品は除外させていただきました。
~評価基準~
☆ストーリー性(話の面白さ)…100点満点
☆キャラクター性(好感のもてる主人公か、可愛いヒロインか)…100点満点
☆演出性(雰囲気や間、世界観が良いか)…100点満点
BGMや作画を評価基準にしてないのは普通にそこらに明るくないからです。別に上の項目に詳しいってわけでもありませんが。
あとこれは個人的になんですが、止め絵でもない限り作画崩壊ってあまり気がつかないし、積極的に耳を傾けない限りアニメのBGMって気にしたことないってのもあります。(え?)
御託はこれくらいで、早速10位から発表したいと思います。
10位「彼方のアストラ」
彼方明日虎(かなたの あすとら)は、戦国時代の越後国の大名。関東管領(1561年 - 1578年)。山内上杉家16代当主。戦国時代でも屈指の戦上手とされ、その神懸った戦績から後世、軍神や「越後の虎」、「越後の龍」などと称された。
☆ストーリー性…85点
☆キャラクター性…70点
☆演出…80点
まず10位は彼方のアストラです。スケット・ダンスでも有名な篠原健太先生の原作漫画のアニメ化作品で、宇宙漂流を題材としたSF作品。
閉鎖的な空間での遭難というとギスギスした関係を抱きがちですが、篠原先生のギャグが上手くそれを調和し、青春ジュブナイル作品(意味の重複か?)としてもかなり面白かったですね。
毎回の引きが神がかってて、リアタイが最高に楽しかった記憶がありますが、配信サービスで一気見するのもまた別の面白さを見つけられそうなのでオススメです。
またストーリーの区切りもよく、冗長に引き伸ばされた展開がなかったのも評価点ですね。
あとヒロインの内黒人が萌えすぎて、まるで黒人じゃないみたいでした。
9位「魔入りました!入間くん」
この画像本当に心から好き。
☆ストーリー性…80点
☆キャラクター性…85点
☆演出…70点
9位は今期アニメの魔入りました!入間くんです。
賛否がありそうですが、これは王道NHK教育アニメという感じでギャグの面白さもさることながら、昇級試験のドッジボールのアツい成長などもあり、まだまだ伸びしろが感じられるためランクインさせました。
あとなんと言ってもキャラクターの魅力がすごい。全員キャラが立ってて個性的なので入間くんの無双で終わらせることもなく、また入間くん本人自体もめっちゃいい人なのでオラ……本当にもう……
俺はメインヒロインはアザゼル・アメリじゃなくクララだと思ってます。
8位「約束のネバーランド」
☆ストーリー性…90点
☆キャラクター性…70点
☆演出…80点
みんな見てただろうし説明いらなくね?(え?)
原作が今全然面白くないけどおっさんたちの男気が素晴らしかったから二期も期待ですね。
この黒人がすごい!2019年大賞作品。
7位「ぬるぺた」
結合双生児のぬるちゃん(右)・ぺたちゃん(左)姉妹。数学的才に恵まれ、その生涯をロボット工学に捧げたという。
☆ストーリー性…90点
☆キャラクター性…85点
☆演出…80点
秋アニメどころか今年のダークホースだった作品。
日常系と思いきや、その実かなり深い人間ドラマとSF展開で最後まで泣かせられました。SFとはいっても少し不思議の略称の方で、小難しい考察というよりはゲームまでの世界観の紹介の役割を果たしてましたね。
日常系の魅力って最初に挫折を経験し、日々の生活の中で少しの成長を描いて、最後にもう一度その体験を繰り返して友情や家族愛で乗り越える。というものだと思いますが、ぬるぺたは「不登校」をテーマにそれを教科書のように描けているので一見の価値はあると思います。
5分アニメだからこそ間延びせず、しっかりまとまってて、「ぬるぺた」にもきちんと意味があり、最後にタイトル回収するという無駄なものが一切なかったのは本当に良かったですね。
ぬるぺたをご覧になったあなたにはこちらもオススメ!
『こみっくがーるず』
6位「バビロン」
☆ストーリー性…95点
☆キャラクター性…75点
☆演出…90点
まだ完結していないので入れるかどうか迷いましたが、本当に面白いのでランクイン。
何を言ってもネタバレになりそうなので怖いので見て欲しいのですが、やっぱり7話の
影響力は多大だと思います。中2で見てたら確実にすば日々と並んでた。
サスペンスとしては曲世の能力がチートすぎて成立してませんが、広義のミステリーとしてはかなり面白いですね(定義づけに面倒くさいオタク)。
5位「あひるの空」
☆ストーリー性…100点
☆キャラクター性…90点
☆演出…70点
ヤンキー・スポ根・人間ドラマと昭和の名作漫画の要素を詰めたかのような作品。
すでに面白いのにこれからまだ面白くなるだろう伏線が様々な箇所で散りばめられていて、毎回楽しく視聴させていただいてます(ラジオネーム:わたてん太郎さん)。
バスケ描写は作画コストカットなのかあまり動いてるイメージはないのですが、きちんと説明もされるし各人の個性が生かされたプレーを見ることができるので、あまり気になりません。
アツい漢たちの友情が苦にならないなら絶対見てほしいですね。
4位「まちカドまぞく」
☆ストーリー性…100点
☆キャラクター性…100点
☆演出…85点
4位はまちカド。わたてんと並んで自分が日常系・百合系に抵抗がなくなった要因の一つです。
この作品は運命に翻弄され魔族が、宿敵の魔法少女とどうにか協力して街を守ろうと努力していく話です。
前述の日常系の話に加え、こういった作品には敵は出演しようと誰かに明確な悪意を持った悪人は出てきません。いじられても誰も貶められることなく、でもやけに現実的な悩みはみな抱えているので、二人の関係性が深まっていく過程を丁寧に描けるんですね。
まちカドは理屈っぽく話が進む上にストーリーは明示されているので中だるみはなく、スッキリと見られるところも評価点ですね。
「がんばれ優子……誰よりも優しく、強くなるんだ」←オラ……もう……
3位「どろろ」
☆ストーリー性…100点
☆キャラクター性…90点
☆演出…100点
これはもう自分が手塚ファンなことも相まって作品発表の時点から興味があり、ずっと楽しみにしてたアニメでした。
これも運命に翻弄され、戦乱の時代に生きた旅人たちの物語です。妖怪が題材の伝奇ロマンが好きな人は絶対見て欲しい。
百鬼丸が身体を取り戻すたび弱くなるのに人間になりたいと切にもがくのも良かったですね。
最後の結末は原作と違い賛否あるでしょうが、自分はかなり好きです。
2位「ハイスコアガールII」
☆ストーリー性…100点
☆キャラクター性…100点
☆演出…95点
2位はハイスコアガール2期ですね。1位の作品と散々迷ったのですが、2期ものであること、優勝は約束されていたこと、視聴コストが重たすぎたことなどから2位のランクインです。
おそらく誰もが見てるので説明は不要だと思うのですが、日高小春とかいう女性が本当に素晴らしい。
普通相手がフラれたと誤解してて自分がつけ込むチャンスのときに、その誤解を正して相手を応援しながら別の女に向かって背中を押し出せるか? 日高は俺が幸せにする。絶対に。
最終話のゲームキャラと並走する演出も、妖怪畑である押切蓮介先生のファンタジーチックな原作を見事に再現していて感動の嵐でしたね。
マジで28歳恋愛経験なし数学教師の日高小春と桐須真冬とかいう売女を交換しろよ。オイ。
そして堂々の1位は……………………
1位「Dr.STONE」
☆ストーリー性…100点
☆キャラクター性…100点
☆演出…100点
本当にこの作品は名作だった。登場人物全員が漢で、相手を裏から思いやる気持ちのバトンが繋ぎ、繋がれ千空が文明復興をしていくという話です。
原作でも言われている通りクロムは天才型、千空は努力型、ゲンは策謀型をしっかり表現できていて、千空の無双の中に各人の見せ場があるのも良かった。
科学知識がなくても非常に楽しめるし、言葉では語りきれない魅力が加速度的に増していくのでぜひ見てください。見ろ!(ちんちん亭)
今回は2019アニメ総括ということでしたが、色んな人の10選を見て、まだまだ自分が見てない本質アニメがあるんだなということを理解させられたので、これからの評価やランキングは変わっていくかもしれません。
ただ、これだけは言いたい。