2019年アニメ10選
お久しぶりです。街の便利屋(柳昴)です。
今年ももう終りを迎えますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。僕は銀行口座が3桁です(本当にあった怖い話)。
今回は2019アニメトップ10と題しまして、今年放送・配信されたアニメを勝手にランキング形式で発表したいと思います。それに際しまして、今回は継続物(通年で2018年度から放送されているもの)や劇場公開作品は除外させていただきました。
~評価基準~
☆ストーリー性(話の面白さ)…100点満点
☆キャラクター性(好感のもてる主人公か、可愛いヒロインか)…100点満点
☆演出性(雰囲気や間、世界観が良いか)…100点満点
BGMや作画を評価基準にしてないのは普通にそこらに明るくないからです。別に上の項目に詳しいってわけでもありませんが。
あとこれは個人的になんですが、止め絵でもない限り作画崩壊ってあまり気がつかないし、積極的に耳を傾けない限りアニメのBGMって気にしたことないってのもあります。(え?)
御託はこれくらいで、早速10位から発表したいと思います。
10位「彼方のアストラ」
彼方明日虎(かなたの あすとら)は、戦国時代の越後国の大名。関東管領(1561年 - 1578年)。山内上杉家16代当主。戦国時代でも屈指の戦上手とされ、その神懸った戦績から後世、軍神や「越後の虎」、「越後の龍」などと称された。
☆ストーリー性…85点
☆キャラクター性…70点
☆演出…80点
まず10位は彼方のアストラです。スケット・ダンスでも有名な篠原健太先生の原作漫画のアニメ化作品で、宇宙漂流を題材としたSF作品。
閉鎖的な空間での遭難というとギスギスした関係を抱きがちですが、篠原先生のギャグが上手くそれを調和し、青春ジュブナイル作品(意味の重複か?)としてもかなり面白かったですね。
毎回の引きが神がかってて、リアタイが最高に楽しかった記憶がありますが、配信サービスで一気見するのもまた別の面白さを見つけられそうなのでオススメです。
またストーリーの区切りもよく、冗長に引き伸ばされた展開がなかったのも評価点ですね。
あとヒロインの内黒人が萌えすぎて、まるで黒人じゃないみたいでした。
9位「魔入りました!入間くん」
この画像本当に心から好き。
☆ストーリー性…80点
☆キャラクター性…85点
☆演出…70点
9位は今期アニメの魔入りました!入間くんです。
賛否がありそうですが、これは王道NHK教育アニメという感じでギャグの面白さもさることながら、昇級試験のドッジボールのアツい成長などもあり、まだまだ伸びしろが感じられるためランクインさせました。
あとなんと言ってもキャラクターの魅力がすごい。全員キャラが立ってて個性的なので入間くんの無双で終わらせることもなく、また入間くん本人自体もめっちゃいい人なのでオラ……本当にもう……
俺はメインヒロインはアザゼル・アメリじゃなくクララだと思ってます。
8位「約束のネバーランド」
☆ストーリー性…90点
☆キャラクター性…70点
☆演出…80点
みんな見てただろうし説明いらなくね?(え?)
原作が今全然面白くないけどおっさんたちの男気が素晴らしかったから二期も期待ですね。
この黒人がすごい!2019年大賞作品。
7位「ぬるぺた」
結合双生児のぬるちゃん(右)・ぺたちゃん(左)姉妹。数学的才に恵まれ、その生涯をロボット工学に捧げたという。
☆ストーリー性…90点
☆キャラクター性…85点
☆演出…80点
秋アニメどころか今年のダークホースだった作品。
日常系と思いきや、その実かなり深い人間ドラマとSF展開で最後まで泣かせられました。SFとはいっても少し不思議の略称の方で、小難しい考察というよりはゲームまでの世界観の紹介の役割を果たしてましたね。
日常系の魅力って最初に挫折を経験し、日々の生活の中で少しの成長を描いて、最後にもう一度その体験を繰り返して友情や家族愛で乗り越える。というものだと思いますが、ぬるぺたは「不登校」をテーマにそれを教科書のように描けているので一見の価値はあると思います。
5分アニメだからこそ間延びせず、しっかりまとまってて、「ぬるぺた」にもきちんと意味があり、最後にタイトル回収するという無駄なものが一切なかったのは本当に良かったですね。
ぬるぺたをご覧になったあなたにはこちらもオススメ!
『こみっくがーるず』
6位「バビロン」
☆ストーリー性…95点
☆キャラクター性…75点
☆演出…90点
まだ完結していないので入れるかどうか迷いましたが、本当に面白いのでランクイン。
何を言ってもネタバレになりそうなので怖いので見て欲しいのですが、やっぱり7話の
影響力は多大だと思います。中2で見てたら確実にすば日々と並んでた。
サスペンスとしては曲世の能力がチートすぎて成立してませんが、広義のミステリーとしてはかなり面白いですね(定義づけに面倒くさいオタク)。
5位「あひるの空」
☆ストーリー性…100点
☆キャラクター性…90点
☆演出…70点
ヤンキー・スポ根・人間ドラマと昭和の名作漫画の要素を詰めたかのような作品。
すでに面白いのにこれからまだ面白くなるだろう伏線が様々な箇所で散りばめられていて、毎回楽しく視聴させていただいてます(ラジオネーム:わたてん太郎さん)。
バスケ描写は作画コストカットなのかあまり動いてるイメージはないのですが、きちんと説明もされるし各人の個性が生かされたプレーを見ることができるので、あまり気になりません。
アツい漢たちの友情が苦にならないなら絶対見てほしいですね。
4位「まちカドまぞく」
☆ストーリー性…100点
☆キャラクター性…100点
☆演出…85点
4位はまちカド。わたてんと並んで自分が日常系・百合系に抵抗がなくなった要因の一つです。
この作品は運命に翻弄され魔族が、宿敵の魔法少女とどうにか協力して街を守ろうと努力していく話です。
前述の日常系の話に加え、こういった作品には敵は出演しようと誰かに明確な悪意を持った悪人は出てきません。いじられても誰も貶められることなく、でもやけに現実的な悩みはみな抱えているので、二人の関係性が深まっていく過程を丁寧に描けるんですね。
まちカドは理屈っぽく話が進む上にストーリーは明示されているので中だるみはなく、スッキリと見られるところも評価点ですね。
「がんばれ優子……誰よりも優しく、強くなるんだ」←オラ……もう……
3位「どろろ」
☆ストーリー性…100点
☆キャラクター性…90点
☆演出…100点
これはもう自分が手塚ファンなことも相まって作品発表の時点から興味があり、ずっと楽しみにしてたアニメでした。
これも運命に翻弄され、戦乱の時代に生きた旅人たちの物語です。妖怪が題材の伝奇ロマンが好きな人は絶対見て欲しい。
百鬼丸が身体を取り戻すたび弱くなるのに人間になりたいと切にもがくのも良かったですね。
最後の結末は原作と違い賛否あるでしょうが、自分はかなり好きです。
2位「ハイスコアガールII」
☆ストーリー性…100点
☆キャラクター性…100点
☆演出…95点
2位はハイスコアガール2期ですね。1位の作品と散々迷ったのですが、2期ものであること、優勝は約束されていたこと、視聴コストが重たすぎたことなどから2位のランクインです。
おそらく誰もが見てるので説明は不要だと思うのですが、日高小春とかいう女性が本当に素晴らしい。
普通相手がフラれたと誤解してて自分がつけ込むチャンスのときに、その誤解を正して相手を応援しながら別の女に向かって背中を押し出せるか? 日高は俺が幸せにする。絶対に。
最終話のゲームキャラと並走する演出も、妖怪畑である押切蓮介先生のファンタジーチックな原作を見事に再現していて感動の嵐でしたね。
マジで28歳恋愛経験なし数学教師の日高小春と桐須真冬とかいう売女を交換しろよ。オイ。
そして堂々の1位は……………………
1位「Dr.STONE」
☆ストーリー性…100点
☆キャラクター性…100点
☆演出…100点
本当にこの作品は名作だった。登場人物全員が漢で、相手を裏から思いやる気持ちのバトンが繋ぎ、繋がれ千空が文明復興をしていくという話です。
原作でも言われている通りクロムは天才型、千空は努力型、ゲンは策謀型をしっかり表現できていて、千空の無双の中に各人の見せ場があるのも良かった。
科学知識がなくても非常に楽しめるし、言葉では語りきれない魅力が加速度的に増していくのでぜひ見てください。見ろ!(ちんちん亭)
今回は2019アニメ総括ということでしたが、色んな人の10選を見て、まだまだ自分が見てない本質アニメがあるんだなということを理解させられたので、これからの評価やランキングは変わっていくかもしれません。
ただ、これだけは言いたい。